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ライトノベル・アニメ・フリーADV・フリーRPG等の感想を書いたり、撒き散らしたりする。基本的にネタバレで感想を書くのでご注意を。不定期更新です。
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これだけ、ドキドキさせられる小説は、そうはないだろう。
いま、もっとも旬だと個人的に思ってる作家、支倉凍砂の最新作。
教会都市リュビンハイゲンでの騒動を乗り越え、行商人ロレンスと狼神ホロは、ホロの故郷であるヨイツへの旅を再開した。しかしながら、ヨイツの情報を集めようと立ち寄った町、クメルスンで、またしても、ロレンスとホロはトラブルに巻き込まれてしまう。
なんと、クメルスンに向かう途中の道で知り合った、魚商人アマーティが、ホロに一目惚れしてしまったのだ。普通は、一目惚れをしたとしても、男と旅をしているならば、「可愛いな、羨ましいな」というように考えるだけで、諦めるはずだ。しかし、アマーティは若かった。若い衝動というのは、時に抑えられなくなる。ホロがロレンスに借金していることを知ったアマーティは、その借金が形だけのものだとは思わず、借金があるせいで、ホロはロレンスの旅に、無理やりつき合わされていると、曲解したのだ。そんなはずがない、と読者はロレンスに同情せざるを得ない。むしろ、反対じゃないかと、アマーティに教えたくなってくる。
勘違いをしているアマーティは、ホロを助けるため、ロレンスに決闘を申し込んだ。決闘とは、殺し合いではなく、契約の履行を巡る戦いだ。アマーティは、ホロの借金であるトレニー銀貨千枚分を、ロレンスに支払うことによって、ホロにかかる鎖を断ち切ろうとしたわけだ。あったのは、鎖ではなく、絆の間違いだったが。周囲の目を気にしたロレンスは、その決闘を受けざるを得ない状態になった。
アマーティは、どこぞの国の三男坊らしく、気品に溢れた格好の良い若者であったが、ロレンスは、ホロを信じていたため、決闘に負けたとしても、ホロがアマーティになびくことはないだろうと考えた。それは、当然の考えだ。1巻、2巻と、ますます互いを必要としてきている二人、ホロの言葉を使うと「浅からぬ縁がある」二人の旅が、そう簡単に終わるわけがない。そう信じることができるロレンスは大人だな、と、この時はまだ余裕を持って読んでいた。
しかし、ホロがヨイツが滅びたかもしれないということを知ったことにより、状況は一変する。ロレンスは、ヨイツのことを、告げるべき時に告げようと思っていたが、ホロは、それを「騙された」と曲解して、取り乱してしまったのだ。冷静になったホロは「すまぬ」と言ったが、それを拒絶だと受け取ったロレンスにより、本巻の騒動が激しくなっていく。まさに、この光景は、2巻のデジャブだと思った。2巻では、ロレンスが、金を借りれなかったのを、姿を見せていたホロのせいにして、すぐに謝った。今回は、ホロが取り乱してしまった。だが、2巻と違い、今回の話は、ロレンスは悪くない。欲を出して、信用買いに失敗したのが原因の2巻とは違い、今回は、ホロの心情を考えたせいで、起こったことだったからだ。だから、今回のロレンスは、なんとも可哀想であった。だがやはり、謝るのは、男の仕事らしい。
ホロとすれ違ってしまったロレンスは、絶望した。決闘に負けると、ホロは自由の身だ。ホロが自分と一緒にいる理由はあるのか、自分よりアマーティの方が良いのではないか。そう思ったロレンスは、何としてでも、決闘に勝たなくてはならなくなった。借金という鎖があれば仲直りはいつでもできるが、アマーティと駆け落ちされるとおしまいだと考えたのだ。ホロが、涙ぐましい、仲直り大作戦を決行していたのに気づかないまま、ロレンスの焦燥感は、ますます激しくなっていく。俺も、ホロの裏工作なんて知るよしもないから、ロレンスと同様に、「ホロ行かないでくれ!」と祈りながら、頁を読み進めた。狼と香辛料が離れるはずがないにも関わらず、どうなるんだろう、とドキドキさせられるのが、本当に凄いと思う。
ロレンスは、商人の知恵をフル活用し、アマーティに、黄鉄鉱の信用売りをすることを思いつく。これは、俺も考えたけど、それが受け入れられるはずはないと思っていた。まさか、「3度、泣いた」発言で、アマーティを激昂させ、契約に合意させるとは思わなかった。沸騰しそうな感情を抑えることができるロレンスは、格好良いと思う。やっぱり、我慢が大事だよな。
黄鉄鉱の価格を大暴落させることにより、アマーティを出し抜こうとするロレンスだが、そのためには、大量の黄鉄鉱が必要であった。しかし、ありえないほどの価格上昇を続ける黄鉄鉱を、大量に入手することは困難だ。だから、ロレンスは、旧来の知人である麦商人マルクに、黄鉄鉱の買い付けを頼んだ。がしかし、それは不可能であった。行商人と町商人は、立場が違うのだ。俺も、ロレンスと一緒に絶望した。
次に、ロレンスは町で知り合ったバトス氏に、姉さんとの黄鉄鉱取引の仲介を頼んだ。このシーンの、バトス氏の沈黙のせいで、手に凄く汗をかいてしまった。断られると、ロレンスとしてはおしまいなのだから。
姉さんは、ロレンスの抽象的な例えだけで売買に合意したのだけど、そんな抽象的なのでよく了承したな、と思っていた。が、その場にホロもいたらしい。なんかありそうだなと思ってたけど、まさかホロがいたとは。「神と人間で子作りOK?」というロレンスの発言を、ホロがどのように解釈したかは定かではない。ホロが寂しくないように、子供を作れるという事実だけ教えようとしていたロレンスは、やっぱり、優しい男だ。それに反してホロは、「優しくしてくりゃれ?」とか言って、からかってるし。こういった二人のやりとりが、この作品の一番面白いところだな。
大量に黄鉄鉱を入手するつもりだったが、ひたすら手に入らないロレンスと、ひたすら価格上昇を続ける黄鉄鉱により、俺の動揺も最高潮。もう、諦めるしかないんじゃないか。ホロは、アマーティに協力しているのかもしれない。一人の自分に出来ることはもうない。諦めようと、ロレンスが決意した時に、マルクの弟子ラントが、「諦めちゃ、そこで終了っすよ」なんて格好良いこというもんだから、なぜか涙腺が緩んでしまった。そうだ、ホロとの旅は万金に値するのだ。諦められるわけがない。
損得だけで動く商人にあるまじき希望的観測をもってして、ロレンスは、ぼろぼろの切り札を切った。ロレンスは、ホロのことを、最後は、信じることができたのだ。
結局、アマーティなんかより、ロレンスが好きでありんす的な流れで、ホロがロレンスを助けて、決闘は終わった。少しは、アマーティに流れていそうだと思っていたのに、そんなことはなかった。むしろ、アマーティが、我慢ならないことを、ホロに対していったらしく、ホロはたいそう腹を立てていたようだ。多分だけど、アマーティは、ロレンスの悪口を延々と言って、ホロを口説いていたのだろう。そりゃあ、腹も立つし、尻尾も震える。
ロレンスにとって、ホロは何なのか。それを曖昧にしたまま、これまで旅をしてきたから、今回のような誤解が生じてしまったのだろう。「言葉ではとても表せない」というのが、ロレンスの回答だ。恋とか友情だとか、そんな風なもんじゃなく、ただ一緒にいたいというか、お互いを必要とし合っているというか、そんな関係がとても美しく感じられる。わき道にそれるが、灼眼のシャナで、祐二とシャナが街を出たとしても、ここまで素晴らしい関係になるとは考えられない。
ホロとの旅は万金に値する、というフレーズが、本作で一番、心に残った。頭のてっぺんから、足の先まで商人で出来ていたロレンスも、ホロとの出会いを通して、少しづつ、暖かな心を取り戻しているような気がする。マルクを友人と思うようになったことが、良いな、と思った。
ヨイツが滅びていても、ヨイツに行きたいとホロはいう。それに付き合うとロレンスはいう。かくして、狼と香辛料の旅は、続いていくようだ。

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面白かったところだけピックアップしたつもりが、柚木さんの暴走ピックアップに…。

(小)「あっちゃんがついに来るのかー!」→(柚)「あっちゃんっていヴなぁああああsdfghjkl;:ッ!!!」
初っ端から、言葉になってない柚木さんが凄い。

(柚)「子供が出来たら遊んで上げてくださいねっ!」
柚木さんの頭の中では、結婚通り越して、出産後まで計画が…。小山さん、オロオロしすぎで吹いた。

(柚)「大原さんはいないと思います」
………。

(柚)「にぃぃにゃににゃ、にゃんにゃにゃん、にゃんにゃにゃん…なんだこりゃ」
それは、こっちが聞きたい。

(柚)「でもほら、私たちだったら…」→(柚)「刺しますよ」
この激しさが、うたらじクオリティ。

(小)「(茶碗蒸しでは)私いつもゆりねが大好きで」→(柚)「柚ねえは入っていないんですか?」
フォーク持ちながら…。

(柚)「私、このフォークで力ちゃんを頂きます」何言ってr
(柚)「じゃあ、何食べろっていうんですか?」
小山さんも、オロオロせざるを得ない。

(柚)「もう結婚できちゃったみたいな気分がする…」
どうやら、ドリグラの景品は、結婚だそうで。
ドリグラはまだまだ続くらしい。つまり、うたらじは、まだまだ終わらない?

(小)「(突っ走って)やりそうな気がするもんね」→(柚)「どんな感じぃっ!?」
ちょっとの失言でも、爆発はとめられない。

(柚)「もう、結婚しよ…?」
凄いな。

(柚)「はい、結婚します」
らじおで、連発して結婚発言を繰り返すのが凄い。

(小)「大原さんも…乾杯」→(柚)「どうして自分で地雷を踏むんですかぁー!!」

(柚)「(私が力ちゃんのために買ったマドレーヌを)覚えててくれたらいいんです…」

(柚)「あきこさんを元気にさせてどうするんですかぁ~!?」

柚木さんが暴走しすぎなので、小山さんが「事務所的にまずいんじゃね?」と釘を刺すが…。
「マカびんびんのコーナーでしたー!」
と、小山さん自身も、暴走を。

(小)「皆様次週お楽しみに(良い声で」→(柚)「ドキドキするぅ~」

(柚)「あっちゃん大好きですよね~…、力ちゃんはッ!まぁ、いいですッ!」
怒ってる怒ってる…。

(小)「マイクが動いて…」
フォークの次は、マイク破壊。

(「商品にされてしまった私たちが恥ずかしいです~」
全て、柚木さんの暴走のせい(おかげ)だと思った。

(柚)「結婚しか道は無くなりました!」
もはや、何も言うことはない。

なんか、今回は、OPとEDが変わっていた。
初期の頃のラジオの雰囲気がして面白かった~、という話を聞いていたので、期待して見てたんだけど、その通りで、面白かった。

作者は、「日常の謎」をミステリ風に解いていくので有名な、米澤穂信である。『氷菓』、『愚者のエンドロール』が面白かったから、『春季限定いちごタルト事件』、『夏季限定トロピカルパフェ事件』を購読し、それがまたまた面白かったものだから、ついつい、作者買いしてしまったのが、『さよなら妖精』であった。本作は、単行本であったが、いまは、文庫版も発売されている。
本作は、簡単に言うと、ボーイ・ミーツ・ガールだが、恋愛的な表現がほとんど出てこないところが、ただのボーイ・ミーツ・ガールではない。むしろ、ボーイミーツガールというより、「未知との遭遇」のような気もする。
感想としては、とにかく、主人公である守屋に、感情移入してしまう作品だと思った。
守屋が、ユーゴスラヴィアという、自分たちがいる円の外から来たマーヤに対し、憧れを持ったところは、とても共感することが出来る。ただ幸福であるだけの日常の世界を割って入ってきた、幻想的な女の子に対し、憧れを持つというのは、当然のことだ。もし、自分が守屋だとしたら、ユーコスラヴィアに連れて行ってくれなんていう、青いことを本当に考えていたと思う。自分にも、何か出来るのではないか、と。守屋のように、本当にそれを言うことは、出来なかっただろうが。
しかし、目的を持たない行動に意味は無い。守屋のどうしようもない焦燥感は、マーヤとしては、ただの「観光」でしかなかった。観光という表現はきつい言い方のように思えるが、守屋がユーゴスラヴィアに来ないように牽制するには、必要な表現だったのだろう。
マーヤは、ユーゴスラヴィアの七つ目の文化を創造するために、日本を訪れた。そんな、マーヤが眩しくて、羨ましくて、何がしたいわけでもない自分が情けなくて、だからこそ、マーヤに憧れたのだ。若いというか、青いというか、ほろ苦い衝動だ。しかし、一年もたつと、守屋も、冷静な判断が出来るようになった。マーヤの言っていたことは、正しかった。
しかし、マーヤの帰った場所が、現在、紛争の真っ只中であるサラエヴォであると知った守屋は、冷静な判断をし、きちんとした目的を持って、ユーゴスラヴィアに行くことを決意した。危険を冒してでも、マーヤを助けるために、行くのだと。だが、何もかも全てが、遅すぎた。
守屋の視点で考えると、最後の最後で、最悪の結末を迎えたような印象を受ける。それまで、ずっと、守屋に感情移入していた俺は、どうしようも無い、と思った。マーヤに送った紫陽花のバレッタが、手紙と共に帰ってくるというのが、とにかく悲しかった。守屋は、マーヤに恋していたのか、幻想に恋していたのかは定かではないが、最後に、その恋は打ち破られたわけだ。
話は、代わるが、センドーは、もしかして、守屋に惚れていたんじゃないだろうか、と邪推してみる。バレッタ購入時、センドーにも何か上げるべきだと必死になっていた、いずるの発言から推測してみた。それなら、意外な三角関係が出来上がっていたんじゃなかろうか。「マーヤに夢中ならないでよ…私も見て」なんてセンドーが考えていたら激しく萌えるんだが。いや、それはないか。
途中、ユーゴスラヴィアに関することが延々と説明されていたが、それが守屋の視点から書かれているから、何の苦もなく、すいすいと読めた。ユーゴスラヴィアに関する知識も、得ることが出来たと思う。がしかし、この物語は、1991年と1992年のことが書いてあるわけだから、今なら色々と、事情も変わっているだろうと思う。ユーゴスラヴィアのいまがどうなっているのか、なんて気になるようにしてしまうのが、凄いと思う。
非日常との接触により、日常から非日常の世界へ行くことになる、というのは、『灼眼のシャナ』のような内容のことだろう。が、本作では、マーヤは決して、非日常ではない。いくら、守屋の視点からは幻想的に見えようが、マーヤにとっては日常であった。
守屋の「ユーゴスラヴィアに俺を連れて行ってくれ」という発言は、ただの非日常への憧れだけではなく、マーヤへの恋心からの発言だと考えても、面白いと思う。そういうような描写は全く無いが、マーヤが日本に残れるような立場ではないことを考慮したうえで、マーヤとは離れなくてよい手法が、連れて行ってもらうということだったのかもしれない。

ブログは、基本的に、口語体で書かれることが多いと思う。
が、口語体と言っても、「です・ます」(丁寧語)を使うか、「だ・である」を使うかで分かれている。
例えば次の文。

・「です・ます」文
ついに待ちに待った秋山の新刊がやってきましたね。本当に嬉しいですよ。
ミナミノミナミの続巻のことは、もう忘れました。

・「だ・である」文(言い切っている、というニュアンスで使っている。
ついに待ちに待った秋山の新刊がやってきたね。本当に嬉しいよ。
ミナミノミナミの続巻のことは、もう忘れた。

「です・ます」文の方が、どちらかというと、「だ・である」文よりも親しみが持てるような気がする。なぜかといえば、丁寧語だからだろう。やはり、断定的で、自己完結的な響きのある「だ・である」文よりも、「です・ます」文の方が、語りかけられているような感じだからだ。
では、どちらが優れているだろうか。
これは一概に言うことは出来ない。なぜなら、「です・ます」文の方が優れていることもあるし、「だ・である」文の方が優れていることもあるからだ。
例えば、何かの紹介サイトであるならば、来客に話しかけるような文体の「です・ます」文にした方が良いだろう。また、自分の自己満足的感想サイトであるならば、来客する人に気を使うのではなく、自分の思うがままに感想を書けばいいのだから、「だ・である」文の方が良いだろう。(という考えに基づいて、本サイトでは、自己満足的言い切り口調で、書いている。協調性がないから、独りよがりな文を書いてしまうわけでは決してない…はず。

が、来客者は、そんなことはあまり気にしないのかもしれない。
なぜなら、来客者が期待しているのは、凝った文体よりも、優れた内容だからだ。
そして、書く方も、こんなことを気にしないで書いている人が大半だろうと思う。

祐一、鬼畜すぎ。
まず、謎ジャムをあゆに勧めたことだ。食べたら、「うぐぅ~」になることは間違いだろう。
だが、しかし、今回、祐一の毒牙にかかってしまったのは、真琴であった。
真琴が風呂に入っているのを知らず、堂々と風呂を開ける祐一。(明らかに故意犯だろう)そして、止まる時。祐一は、白々しい言い訳をするかと思いきや、なんと、そのまま裸のスキンシップを取ろうという暴挙に出た。あうぅ~、と言いながら逃げ出す真琴…可哀想だ。しかし、これは序の口。
祐一は、真琴が無知なのを良い事に、なんとエロ本を買いに行かせてしまう。「真琴は大人だもん」「じゃあ、エロ本買えるよな?」「エロ本って何?」「とてもエキサイトして、興奮する本だ。大人なら買えるだろ?」「買える~」→あうぅ~。可哀想すぎる。祐一は、何も無かったかのように立ち去ってるし…最悪だ。
多分、本屋の店員に、「あのぉ~エロ本って売ってますか~?」なんて聞いて、「…えっ」という反応をされたのだろう。「申し訳ありませんが、お客様。エロ本っていうのは、子供が読む本じゃないので…」「あうぅ~真琴、大人だもん! エロ本くらい読めるぅ~」…で現物を見た真琴は、「あうぅぅぅぅ~~~祐一に騙された~~~~」ってなったんだろう。祐一はなんて鬼畜なんだ。
がしかし、祐一は鬼畜なだけの男ではない。しっかりと女の子とのフラグを立てている。どんだけ、八方美人なんだ…。一緒にお弁当を食べて、弁当を褒める。たこさんウインナーを餌付けする。と思ったら、か弱い系の儚い美少女のところへ猛ダッシュ。あの、病弱を装っているような女の子が、絵としては一番、可愛く描かれているように思えるから、もっと登場させて欲しいな。
祐一が、お金を勝手に使った真琴を怒るシーンは、少し浮いてたなぁ。確かに、居候の分際で、勝手にお金を使うようなことをしたら、叱られて当然だけど、秋子さんくらいの、大らかな態度で諭してやるべきだろう。
結局、魔物ハンターの話は進まなかったな。つか、あれは何だ。ただの電波女でした、で終了してしまうような話題なのか。と思いきや、最後に意味深な発言も飛び出してたな。「必要になる」とか何とか。
もしや、祐一が死んでいるとかいうオチかという、深読みまでしてしまう今日この頃。伏線だらけで、考えるのが面白い。

冒頭の、美少女アップシーンだけは、クオリティが高かった。
エロ本読みながら、階段から転び落ち、気絶、翌日クラスメイトに発見される。これは、ひどいコンボだな。
成仏させてあげる、とか、死んだことに気づいてないとか…。死んでないオチ確定。
あの、変質者の「大丈夫、今日はお札を貼ってきたから」で吹いた。
兄さんの雷神剣?により、誰も感電していないのがありえねー。
にしても、あの変質者でないにしても、夜の学校で美少女に出くわすなんていうのは、一度は、体験してみたい妄想の一つだよなぁ。Kanonでもあったけど、ああいうシーンって、かなり幻想的だからね。

人形の話になってから、急に怖くなったな。浮世絵に出てきそうな幽霊女も怖かったし。
がしかし、最後に出てきた霊より、気迫に満ち満ちていたのは、麻衣の「何考えてる、真砂子」という発言だと思う。霊より、恋愛バトルに重きを置いた方が受けそうだなぁ。しかし、麻衣より、真砂子の方が可愛く思えてしまうのは、なぜだろう。
関西弁を話せていない外人男も再び参上したし、物語も佳境といったところかな。今回は、本当の霊が出てきてるようなので、前回みたいに、肩透かしな展開で無いことを期待するのだけども。

冒頭から、あの空気は何だ…。
C.C.はどうやら、妹を懐柔しつつ、将来を誓い合った仲であるルルーシュとの同棲を希望しているらしい。
あれ? そんな話あったっけ? つか、いつの間に、C.C.が、生き返ってんの? もしかして、俺は、先週分のを見逃してしまったのか。だから、この展開についていけないのか。もしくは、記憶喪失とか…。
とオロオロなってる俺と同じく、ルルーシュにとっても、C.C.の復活もとい同棲希望は想定外のことだったらしい。冒頭からの何秒か、沈黙してしまうルルーシュに、思わず笑ってしまった。
で、コップ割ったりして、頭使ったルルーシュは、C.C.を自分の寝室へと強引に招きいれ、そして、ベッドに押し倒し、上から覆いかぶさるような姿勢をとって、「お前は誰だ」のエロス無しの発言をしてくれた。さすが、策略家。エロスよりも、ブリタニア打倒を優先するわけか。
C.C.は、早くも、ルルーシュの使い方が分かってるらしい。答えたくないことは、ALL無視。さすがのルルーシュもムッとなるが、どうしようもない。
カレンに声をかけられたシーンは面白かった。「この前のバスルームのことだけど…」と、ゼロの電話番号を突き止めようとするカレンに対し、ルルーシュは、学校のだから分からん、とうまくはぐらかす予定だったのに。カレンの後ろで、妙な格好で妙な踊りをするC.C.が…。「あの女ぁぁああっ!!」と拳を握り締めるルルーシュが面白い。そして、「何かあるの? 私の後ろに」と、後ろを振り向こうとしたカレンを、無理やり邪魔するルルーシュは必死だ。この時の驚いたカレンの声は、明らかに、素が出てたよな。「これ、何?」 「何だろう…」のくだりはかなり、笑えた。
スザクは、よく分からないホエホエ~としたピンク髪の女とフラグを立ててた。このピンク女とスザクのデートシーン?みたいなところは、あんまり良くなかったな。気持ち悪いとでもいうんだろうか。何というか、受け付けなかった。特に、ニャーニャーのところ。猫はそんな声じゃねえ!とか、いい歳こいて、猫の声出してんじゃねえ!とか思ってしまったよ。これも、何かの伏線かも分からんけど、「や~め~て~く~れ~」と思いながら見てた。
着替えるC.C.に対して、何の関心も抱かず、ギアスの基本性能について語るルルーシュ。ギアスのことを調べた代償は、とてつもなく大きいが、それを気にしないルルーシュは、悪い奴だなぁ。あの、壁に印つけてた女の子が、精神病院に連れて行かれることになるのに…。
で、キューエルがついに、オレンジこと、我等のジュレミアを討伐することになった。さすがに、あんだけの疑惑があったら、キューエルとしても動かざるを得ないよな。純血派の解体だけは避けたいところだろうし。
そして、追い込まれるジュレミア。「騙したのかっ!」って、何の疑いもなくノコノコと出てくるのが悪いだろ…。「見つけたのか、フアハハハハッハハっ、いますぐいくぞ、マッテイロ!ゼロ!」みたいな感じから一転して、追い詰められたところが面白い。ついに、オレンジえーんど。
と思ったその時、我等の偽善者こと、スザク一等兵が乗るランスロットが到着。やっぱ、ランスロットが出るとシーンが格好よくなるな。次々と、キューレルの軍勢を打ち破るランスロットが、格好よすぎる。
オレンジの「私を助けるのか! 陥れた私を! 名誉ブリタニア人が!!」という言葉で、オレンジ死亡フラグが立ったと予想。多分、物語の最後の方で、敵に取り囲まれ、どうしようもなくなるスザクを、操られること無く、全力で逃がす役をやりそう。
「借りは返させてもらう! お前は、ブリタニア人である私を助けてくれた…。次は、私がお前を助ける番だ! だから、ここは私に任せて逃げろ! 奴らを全力で見逃すのだー!」とか良いながら、スザクを逃がすオレンジ…。そんなシーンがあるのなら、彼のネタキャラ化は、何とか、防げる…のか? いや、やっぱ無理だ。 勿論、ヴィレッタも一緒になって散る可能性高し。「愛しいジュレミアの命の恩人だ。何としてでも逃がして見せる!」みたいな。
なんていう、神展開を、オレンジが繰り広げてくれることを願ってやまない。

時乃と千尋と会長は、三角関係に突入か…。何となく、そんな気はしてたけどね。つか、明らかに、時乃と会長は、人間の種類が違う。よく、友達になれたなと思う。時乃と会長は、仲が良いとか悪いとかいうより、会話が成立しなさそうで…。千尋繋がりで、友達になったんだろうけども。
三角関係をどうにかするというのは、1クールでは無理だと、げんしけんの人が言ってたから、これからも、生徒会会長候補としての、千尋君の頑張りに、「かっけーな、お前は男だよ、千尋」するアニメになっていくらしい。
前回の姉ちゃんの暴走が、面白すぎたから、今回は少し劣ったように思ったけれども、前回のが例外で、これからも、まったり路線でいくんだろうな。今期のアニメは、ガンアクションとか、知略戦とかが、緊張感を高めてくれて、疲れるから、のほほんとできて、ちょっぴり笑えるくじアンがあってよかったよ。
次週は、海でバカンス?

夜神月の余裕は、父が警察関係者である、ということから来ていたのか。しかも、主任のような地位だし。
父親も哀れだよな。必死になって犯人を捕まえようとしているけれど、犯人が息子だなんて。毎日のように、息子にハッキングされるとか、可哀想すぎる。「ライト…、学校の成績はどうだ?…」辺りの、厳格な父ムード全開なのに、息子にとっては、手駒に過ぎないらしい。警察が頑張れば頑張るだけ、資料が増えていき、ますます捕まらなくなるという仕掛けになっているわけだ。
夜神月は、警察とLが、互いに疑心暗鬼になり、ひぐらし的展開になるように、仕向けた。これにより、警察がLの情報を得たら、すかさず、夜神月が、地獄送りもとい、デスノートで殺すわけだ。やっぱ、策略が凄いな。
がしかし、しばらくは、安全かと思われていた夜神月の後ろに、最近ストーカーがいるようだ。つか、これ、「良い男はぁはぁ」というストーカーだったら、ひどいオチだよな。多分、CIAの諜報員とかだろうけど。
にしても、どうして、夜神月が疑われているのだろうか。そこが、腑に落ちない。夜神月の言うとおり、運が悪くても、数ヶ月は、調査が及ばないと予想していたのに。FBIの関係者が、全ての警察関係者に張っている、ということなのだろうか。それなら、Lは非常に多くの人員を使っているんだろう。
とにかく、今後の立ち回り次第では、夜神月は、ピンチに陥りそうだが、それをどう切り抜けるか。そこが、見所だと思う。

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