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ライトノベル・アニメ・フリーADV・フリーRPG等の感想を書いたり、撒き散らしたりする。基本的にネタバレで感想を書くのでご注意を。不定期更新です。
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13話 「天国にようこそ!」
小説しか読んだことが無いので、漫画版の展開にワクワクしながら見てた。
飛び降りる寸前に、元医者の卵が皆を説得するのには驚いた。なぜなら、俺は、あの眼鏡の彼こそが、最後の最後まで自殺に固執するかと思ってたからだ。だけど、キャンプファイアーにも参加してたし…と、凄いことに気付いた。あの眼鏡のボンボンは、ツンデレだったのだ!別に、男がツンデレでもあまり嬉しくないけど。
先輩とか、「結婚しよう」程度で揺らいでしまうほどの決意だったのかとガックリきた。結婚したとしても、寂しいことには変わりがないから、全てに絶望して、自殺を決意したと思ったのに。結婚してくれないから自殺したかったのか。いや、それとも、彼が迎えに来てくれたことにより、自殺を断念したのか。
結局、佐藤君が一番、終わっているわけだ。自殺を止めたおっさんらには、まだまだ挽回する機会は残っていると思う。(なんか、有能そうな人たちだし。)それに引き換え、佐藤君は…。もう駄目だー。
岬ちゃんの、「大切な人」という言葉が何ともまた。駄目人間という単語を聞き逃したら、ただの告白にしか聞こえなかったから、もう少し、駄目人間だから大切ということを前面に出して欲しかったなー。
何はともあれ、自殺しなくて良かった。次回は、現実に戻るそうです。

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第5回スーパーダッシュ文庫小説新人賞で大賞を受賞した作品だ。
オビが豪華な金色だったものだから、つい買ってしまった。
展開だが、下積み期間が長くて、というか、その描写が長くて、最後にドンパチやる感じ。俺も何言ってるか分からないが、とりあえず、紅花が銃で人を撃つのは最後の方だ。
黄色い花の紅というタイトルから、俺は何を想像したかというと、可愛い女の子がお花畑で恋をする…なんて甘い感じだったんだが、そんなイメージは読み始めてすぐ崩れ去った。恋愛なんてどこにもない。あったのは、少女の心の葛藤、少女の成長だ。
心の葛藤というイメージがとても残るだけあって、心理描写が面白い。自虐的になったり、前向きになったり、落ち込んだり、それでも奮起しようと努力したりで、感情移入がしやすかった。誰かに守られてきた今までに決別するために、自分で自分の道を切り開くために、銃を求める紅花。なんか、かっこいいね。それで、最終的には、銃なしでも力強く生きていける少女に成長するってのも、いいな。
この作品には、主人公が二人いる。というか、途中で、視点が別れるのだ。最初は奈美恵からの視点で小説が進んでいくのだが、途中から、紅花の視点に移る。最後のエピローグ部分で、紅花の視点から、奈美恵の視点に戻るのだが、それによって、紅花の成長というものが非常によく分かるようになっている。こんな感じで、視点が別れる小説を読むのは初めてだったから、新鮮だった。
守られることというのは、慣れてしまえば極楽で、自分から何か行動しようすることなんてなくなる。だが、守る人がいるからこそ、守られている。結局のところ、他者の犠牲によって守られているに過ぎない。そんな犠牲はいらない。自分の身は自分で守る。そんな、覚悟を、14歳の少女がするわけで…。まあ、そんな覚悟をせざるを得ない状況というのにおかれてしまうわけなんだが。
おっと、何を書いているのか分からなくなってきた。
話を、真の主人公の話に移そう。
この小説、実は黒田が主人公だ。黒田かっこよすぎる。最初は冷徹野朗にしか見えなかったんだが…。それが、最後にはあのかっこよさだ。銃撃から紅花を守るところとか、最高だよな。なんかあれだ、言葉なんて飾り、行動こそが全て。みたいな。とりあえず、言うべきことは一つ。黒田はかっこいい。
銃の説明シーンが多くて、ぽかーんとしてしまうことはあったが(あれでも、銃系の記述は減らしたらしい)、あとがきの面白さと、黒田のかっこよさで全てが相殺されてしまった。
続きは出るのか分からないけど、出るなら読んでみたいと思う。(続きようが無さそうだけど)

ああ、ライトノベルが欲しい。
欲しくて欲しくて溜まらない。
だけど、店員の目が、一般人の目が、ライトノベル棚の前に居座っている人の目が、怖くて怖くて…、買えない。そんな人はきっといるはず。堂々として買うことが出来ない。どうしても、恥ずかしい。普通の本なら買えるのに、どうしてライトノベルに対しては億劫になってしまうのか。
その理由は、あれだ。表紙がエロかったり、アニメ絵だったりするからだ。少女がM字開脚しているような絵が堂々と載っているのがライトノベルなのだ。幼女が可愛く微笑んでいたりするような絵が堂々と載っているのがライトノベルなのだ。
だが、欲しいもんは欲しい。そんな人のために、色々と購入方法を考えてみたい。

①変装をして買う。
②ネット通販で購入する。
③知り合い(オタク)に頼む。

まず、①から。変装といっても、男装だとか女装だとか、そんな大それたもんではなく、帽子を目深に被ってサングラスをする程度だ。これなら、店員の視線を見ずに、ライトノベルが購入できる!
次に、②を検討する。ネット通販。まあ、アマゾンとかが代表的かな。自分が欲しい本を誰の目を気にすることもなく買うことができる。クレジットカードを使用するのが怖い人は、代引きで買える。しかも、ギフトカードまであるので、結構得だ。しかしながら、内容をチェック出来ないため、アマゾンとかを利用して買う場合は、書店でチェックする必要がある。
最後に、③。ライトノベルの購入をためらってしまうような小心者な時点で、隠れオタクであることは明白だ。そんな隠れオタクには、真性のオタク友達なんていないだろう。だから、これは考えても意味はないかな。

とりあえず、結論としては、②が最適かと。
まあ、恥ずかしがらずに、M字開脚の表紙を脂ぎった手で鷲掴みにし、レジで叩きつけられるようになれば何の問題もないんですがね。

TACKが作ったRPG。
総プレイ時間は10時間を越える大作だった。
この作者が作るゲームは、RPGなのに、ADVのような要素が多い。
見てるだけのイベントが半分以上を占めている。人によっては飽きるかもしれないと思った。
あと、ギャグがとてもつまらない…。テンポがいいのは、メリットだけど、あそこまでギャグが多いと、なんか冷めた目で見てしまう。でも、ギャグシーン以外のところとかは、プレイヤーを巻き込む凄さがあった。設定等に、某エロゲーのシナリオと類似している点があったが、そんなものは些細なものだ。
戦闘バランスはまあまあ。が、戦闘は単調になりがち。頭を使わなくても勝ててしまう。
ニトスとロウリィの関係とか、ニトスの過去とか、よく考えて作られているなーと思う。ハイブリッドがどういう存在なのか、今ひとつ理解できないところもあったが、別に理解できなくても良かった。
ロウリィがツンデレなのが良かったと思う。
Mの人はやってみるべし。

作者HP:【GAME CREATE】http://www1.odn.ne.jp/~cim95440/

ネタバレをするかしないか。
それが問題だ…、なんて言ってみたりして。
紹介と感想って、似ているように思えるけど、かなり違うよね。
紹介といえば、ネタバレをしないで、作品の面白さを訴え、人に勧めることだと思うんだけど、感想といえば、ネタバレとかをしつつ、自分の感想を書くもんだと思う。感想というのは、作品の上辺だけを書くんじゃなくて、核心についても書かなくちゃいけないなーと。だから、紹介をしつつ、感想を書くということが出来ない。
いやはや、難しい。需要があるのは、紹介だろうけど、書いていて楽しいのは感想なんだよね。

だいぶ前に読んだけど、内容をほとんど忘れたので、再読してみた。
佐藤君がひきこもりで、エロゲー製作に情熱を燃やして、妄想して…、一般の人が読んだら間違いなく引いてしまうだろう展開のオンパレード。でも、佐藤君と精神状態が同類な俺としては、どうしても、共感してしまうし、エロゲー製作に邁進するところとかは、「青春だなー」なんて、羨ましくさえ思える。
この作品、ただのひきこもり小説ではない。読んでいると、考えさせられることが多いのだ。
例えば、NHK。自分たちが叶えられない夢や希望や、自分たちのつまらない現状によるやるせなさやどうしようもなさ、何をしてもうまくいかない自分のふがいなさ、…様々なものをぶつけるためのはけ口の名称だ。明確なる悪というものが、本当に存在してくれたら、俺にとって、どんなに良かっただろうか。それさえあれば、身の回りに起こるどうしようもないことが、全てそいつのせいにできるのに。なんて、色々考えてしまう。
自分が高校生の頃を思い出してみる。何かをする際に、きっかけが欲しかったあの頃。「地震が起きて、自分の住んでいる街が潰れてしまったら、皆を救助するために頑張れるのに…」なんていう不謹慎な考えを持っていたこともある。それは、この本でいうところのNHKではなかったか。地震という悪に対して、全力で立ち向かいたいという思いだったのではないか。
しかし、現実では、明確なる悪など、ほとんどない。それは、誰かが作中で言っていた「悪い人なんていないのに、どうして悪い方向に…」という言葉に現れている。色々な力が働き動くのが、社会システムというものだ。だから、悪い方向に行った原因なんて分からない。それでも、悪い奴が本当にいるのだとしたら、自分のあっている不幸が本当の陰謀なのだとしたら…。そんな風に悩んでしまった時は、この本を読むのがいい。佐藤君が全力で戦う姿に、共感を覚えるはず。
つーか、俺もエロゲーとか作ってみてえ。まず、一緒に作る仲間がいないけど。

最後なのに、作画があんまりよろしくなかったかなーと思う。
つか、ひぐらしってネタアニメだったのか。
ガソリンを巻くシーンとか、鉈で魅音を殴りつけたシーンとか、レナと圭一が屋根の上で対峙したシーンとか。
うはは、ありえねーって感じに笑ってしまった。
普通の人が見たら、明らかにドン引きなシーンが多いアニメだったから、よく、放送できたよな~なんてことを考えてしまう。そんなアニメはあんまりないから、記憶に残ると思う。
アニメ化は失敗とかいう声をよく耳にするけど、まあ、話のネタにする場合は、大変、役に立つ出来だった。

このゲームは、恋愛シミュレーションというかギャルゲーとかいうジャンルだ。ギャルゲーだから、可愛い女の子が一杯出てくる。たいていの場合、ギャルゲには一人や二人くらいは、「はずれ」キャラがいるもんだけど、俺としては全員「あたり」だった。
しぇいむ☆おん、これは店の名前だ。店といっても、八百屋さんとかスーパーとかじゃなくて、喫茶店だ。
可愛い女の子+喫茶店…、オタクの期待が膨らみまくる。
それで、その希望は、叶えられた。
里美。この単語にやられたっ。この固有名詞にやられたっ。この人名にやられたっ。この妹キャラにやられたっ。この守りたくなるようなキャラにやられたっ。
もうね、可愛いすぎる。これだけ、純真無垢な女の子は、現実世界にはいない。
初恋…。誰に?主人公に!
嫉妬…。誰に?周りの女の子に!
もうね、たまらない。可愛い。けなげすぎる。
とにかく、ヒロインは5人?くらいいるけれども、里美の破壊力は異常だと思った。お祭りで、主人公を待ち続ける里美…。少女はこうやって、大人になっていくのだ。他のキャラも、それはそれは凄い破壊力を持っているんだけど、やっぱ、俺は里美だ。こんなに、萌えたのは久しぶり。
それだけ萌えさせておいて、、このゲームは、無料。
下手な同人ゲームより格段に素晴らしい出来なのに、無料。
2chの有志の方が作ったらしい、…がこれは凄い。
特に、シナリオは他のフリゲに類を見ないクオリティの高さだと思う。なぜなにしぇいむ☆おん、という、キャラが読者の質問に答えるコーナーがHPにあるので、ゲームをクリアした人は、遊びに行きましょう。なぜなにしぇいむ☆おんを読んだだけでも、シナリオ担当さんの凄さが分かるかもしれない。
勿論、音楽や絵も凄い。特に、典乃のED曲の、萌えヴォイスは異常にクオリティが高い。
しかしながら、ツンデレ喫茶とか言ってる割には、ツンデレではなかったな、とも思う。
が、ツンデレじゃなくても全然良い。
こんな、萌えられるフリゲを作った人は神だと思う。
可愛い女の子に惚れられたい人は、しぇいむ☆おんをやろう。

作者HP:【ツンデレ喫茶ADV製作~しぇいむ☆おん~】http://vimalakirti.aki.gs/shame-on/index.html

ベクターゲームズで上位にランキングしてたから、ダウンロードして早速プレイした。
内容は、伝記異能SF?とまあ、俺が大好きなジャンルが一杯。
で、ヒロインも強くて可愛い幼馴染と守りたくなるような幼女で、ことごとく俺のツボを…。
最初は、ただ、淡々と日常をこなしているだけで飽きてくるが、2時間くらい読んだ辺りから、色々と雲行きが怪しくなっていき、そして、ループ。つまり、なんつーかこれ、ループものでもある。だけど、普通のループものと違い、途中まで、主人公がそのことに気付かない点とか変わってるなーって思う。
とにかく、主人公は頑張って頑張って、最後にたどり着くわけだ。これぞ、ループものの真骨頂!ループした数だけ苦労があり、涙があり友情がありお色気シーンがある。だからこそ、俺たちは、燃え上がって最後のシーンを見て涙を…と思ったのだが。
このゲームのシナリオは、説明不足が多すぎる。だから、最後のシーンであれですよ。ぽか~ん…。なんというか、置いてけぼりな感がどうしても、否めない。もう少し、読者を巻き込むようなシナリオだったら、読後感もすこぶるよかったんだけどな。
とか、けなしまくってるけど、でも、フリーでこんなものを公開するのは本当に凄いと思う。
音楽にしても、絵にしても、無料とは思えない。
シナリオは少し不満だったけど、文章の質は高いと思う。読ませる力がある文とでもいうのだろうか。戦闘シーンでの緊迫感とかは、他のフリーADVの中でも郡を抜いていると思う。
本当に美味しく頂きました。

作者HP:【White Flame】http://homepage2.nifty.com/whiteflame/

ゼロの使い魔の最新刊を読んだ。
今まで、ウェールズ皇太子に一途だと思っていたアンリエッタまでもが、才人の奪い合いに参戦してきてもう大変なことになっていた。
ヤマグチノボルはゼロをエロゲー化するつもりなんだろうか。
俺としては、ルイズを応援したいのだが、姫殿下も魅力的すぎる。カラー口絵とか見てると、アンリエッタ>ルイズになりそうだ。デカイ船をよこすところとか、恋する少女って感じで、そこがまたいい。
なんか、今回の恋愛バトルは重いと思う。これまでなら、シエスタが才人にアタックしても、ルイズと適当にもめるぐらいだったんだけど、それが、姫殿下のアタックともなると、ルイズの反応が…。あと、アンリエッタ以外にも、タバサとかいうダークホースがいる。ちゃっかり、フラグも立てちゃったぽいし。
っと、なんか、恋愛模様にしか言及してないな。内容についても書こう。
とりあえず、あの人が生き返った、というか生きていた。要所要所で、才人があの人の言葉を使ったり思い出したりしていたのは、伏線だったようだ。なんか生きてたってのは嬉しいけど、かなり後づけな感じがして、素直に感動できなかった。
才人は、ルイズをほったらかしにして、騎士団にのめりこんでいくけど、「社会のために~云々」の下りは痛すぎると思った。急に何かに目覚めるっていうのは、良いことかもしれないけど、それを他人に押し付けるところとかは、青いなーなんて思ってしまう。
舞踏会で、ルイズがカトレアに化けた時点で、姫殿下がルイズに化けるだろうことは予想がついたから、その後の展開は「ウワーヤメテクレサイトー、ダメダーー」と思いつつも、「やっちまえ」とか思ったりして、一人で動揺してた。
前の巻で、ルイズがデレに移行してしまったなー、これからはマンネリ化かなーなんて思っていたけれど、そんなことは全然なかった。むしろ、ガリアの思惑は…とか、ルイズの嫉妬が…とか、早く次巻を読みたくて仕方がなくなってしまうような感じ。

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