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ライトノベル・アニメ・フリーADV・フリーRPG等の感想を書いたり、撒き散らしたりする。基本的にネタバレで感想を書くのでご注意を。不定期更新です。
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第5回スーパーダッシュ文庫小説新人賞で大賞を受賞した作品だ。
オビが豪華な金色だったものだから、つい買ってしまった。
展開だが、下積み期間が長くて、というか、その描写が長くて、最後にドンパチやる感じ。俺も何言ってるか分からないが、とりあえず、紅花が銃で人を撃つのは最後の方だ。
黄色い花の紅というタイトルから、俺は何を想像したかというと、可愛い女の子がお花畑で恋をする…なんて甘い感じだったんだが、そんなイメージは読み始めてすぐ崩れ去った。恋愛なんてどこにもない。あったのは、少女の心の葛藤、少女の成長だ。
心の葛藤というイメージがとても残るだけあって、心理描写が面白い。自虐的になったり、前向きになったり、落ち込んだり、それでも奮起しようと努力したりで、感情移入がしやすかった。誰かに守られてきた今までに決別するために、自分で自分の道を切り開くために、銃を求める紅花。なんか、かっこいいね。それで、最終的には、銃なしでも力強く生きていける少女に成長するってのも、いいな。
この作品には、主人公が二人いる。というか、途中で、視点が別れるのだ。最初は奈美恵からの視点で小説が進んでいくのだが、途中から、紅花の視点に移る。最後のエピローグ部分で、紅花の視点から、奈美恵の視点に戻るのだが、それによって、紅花の成長というものが非常によく分かるようになっている。こんな感じで、視点が別れる小説を読むのは初めてだったから、新鮮だった。
守られることというのは、慣れてしまえば極楽で、自分から何か行動しようすることなんてなくなる。だが、守る人がいるからこそ、守られている。結局のところ、他者の犠牲によって守られているに過ぎない。そんな犠牲はいらない。自分の身は自分で守る。そんな、覚悟を、14歳の少女がするわけで…。まあ、そんな覚悟をせざるを得ない状況というのにおかれてしまうわけなんだが。
おっと、何を書いているのか分からなくなってきた。
話を、真の主人公の話に移そう。
この小説、実は黒田が主人公だ。黒田かっこよすぎる。最初は冷徹野朗にしか見えなかったんだが…。それが、最後にはあのかっこよさだ。銃撃から紅花を守るところとか、最高だよな。なんかあれだ、言葉なんて飾り、行動こそが全て。みたいな。とりあえず、言うべきことは一つ。黒田はかっこいい。
銃の説明シーンが多くて、ぽかーんとしてしまうことはあったが(あれでも、銃系の記述は減らしたらしい)、あとがきの面白さと、黒田のかっこよさで全てが相殺されてしまった。
続きは出るのか分からないけど、出るなら読んでみたいと思う。(続きようが無さそうだけど)

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