ゼロの使い魔の最新刊を読んだ。
今まで、ウェールズ皇太子に一途だと思っていたアンリエッタまでもが、才人の奪い合いに参戦してきてもう大変なことになっていた。
ヤマグチノボルはゼロをエロゲー化するつもりなんだろうか。
俺としては、ルイズを応援したいのだが、姫殿下も魅力的すぎる。カラー口絵とか見てると、アンリエッタ>ルイズになりそうだ。デカイ船をよこすところとか、恋する少女って感じで、そこがまたいい。
なんか、今回の恋愛バトルは重いと思う。これまでなら、シエスタが才人にアタックしても、ルイズと適当にもめるぐらいだったんだけど、それが、姫殿下のアタックともなると、ルイズの反応が…。あと、アンリエッタ以外にも、タバサとかいうダークホースがいる。ちゃっかり、フラグも立てちゃったぽいし。
っと、なんか、恋愛模様にしか言及してないな。内容についても書こう。
とりあえず、あの人が生き返った、というか生きていた。要所要所で、才人があの人の言葉を使ったり思い出したりしていたのは、伏線だったようだ。なんか生きてたってのは嬉しいけど、かなり後づけな感じがして、素直に感動できなかった。
才人は、ルイズをほったらかしにして、騎士団にのめりこんでいくけど、「社会のために~云々」の下りは痛すぎると思った。急に何かに目覚めるっていうのは、良いことかもしれないけど、それを他人に押し付けるところとかは、青いなーなんて思ってしまう。
舞踏会で、ルイズがカトレアに化けた時点で、姫殿下がルイズに化けるだろうことは予想がついたから、その後の展開は「ウワーヤメテクレサイトー、ダメダーー」と思いつつも、「やっちまえ」とか思ったりして、一人で動揺してた。
前の巻で、ルイズがデレに移行してしまったなー、これからはマンネリ化かなーなんて思っていたけれど、そんなことは全然なかった。むしろ、ガリアの思惑は…とか、ルイズの嫉妬が…とか、早く次巻を読みたくて仕方がなくなってしまうような感じ。