忍者ブログ
ライトノベル・アニメ・フリーADV・フリーRPG等の感想を書いたり、撒き散らしたりする。基本的にネタバレで感想を書くのでご注意を。不定期更新です。
[44] [43] [42] [41] [40] [39] [38] [37] [36] [35] [34]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コンテストパーク第三弾銀賞受賞作品。
総プレイ時間は2時間半ほど。
森に住んでいたオバケのトッカロピが町に下りて、シャッタラーになり、写真を撮りまくる話だ。シャッタラーとは、カメラマンのこと。
この作品は、RPGツクールで作られているにもかかわらず、戦闘シーンがない。あるのは、撮影行為のみ。花や動物、依頼の何かを写すために、頑張り続ける。頭を使わなければ撮れない対象もいて、どうやれば撮れるのか悩まされるが、それが撮れた時は、非常に嬉しい。難易度も、難しすぎず、簡単すぎず、ちょうど良い感じだ。
ただ、撮影するだけではなく、色々な角度から撮影することができるのが、この作品の凄いところだと思う。操作性も抜群だから、ストレスを感じることもない。それと、オバケ姿から人間に変身して、人と話し、人間姿からオバケ姿になり写真を撮るという設定も、凄いと思った。
撮った対象は、アルバムに保存される。全種類を撮影することを目標にすると面白い。コレクター気質の人には、お勧めだと思う。
依頼制度は斬新だと思ったのだが、それ以上に目を惹いたのは、依頼内容だ。禁忌ともいえる依頼内容に、プレイヤーの心は震えるはず。例えば、密会写真の撮影とか、女の子の寝室とか…、ストーカー撮影とか。こんなイベントがたくさんあるのだから、飽きるはずがない。気がついたらクリアしていた感じだ。
主人公の、写真屋としての知名度が上がってくると、色々と危ない依頼が飛び込んでくるようになる。そして、最後の方は、自分の森が…、色々と大変になってくる。それらを、解決して、このゲームは終わりを迎える。俺はGoodEndだったから、良い感じの終わり方だった。
途中、涙腺を刺激されるシーンがあった。亡くした息子と会う親…、泣ける。
最後の、余韻も良かった。最後に撮った一枚が、清々しい気持ちにさせてくれた。名残惜しいのは、仕方ないけれど、それでも、トッカロピは、束の間の夢に浸ることが出来たのではないかと思う。
普通のRPGとかに、飽きてしまった人は、このゲームをするべきだ。

作者HP:【いぬじゃらし】http://heretic-rag.hp.infoseek.co.jp/hiroki/

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
ランキング
プロフィール
HN:
dameda
性別:
男性
自己紹介:
協 調 性 △
最新TB
カウンター
アクセス解析
ブログ内検索
Powered by ニンジャブログ  Designed by 穂高
Copyright © 私と君とライトノベル All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]