やっぱ、ルルーシュって、身内にだけは甘いな。
身内っていっても、ナナリーに加えてスザクくらいだけど。C.C.に「友達…なんだ」なんて言った時とか、非情な策士の顔じゃなかったし。この中途半端な甘さが、ルルーシュの計画を脆くさせているのに、本人は気づいてなさそうだけど。その代わり、敵や利用している連中には、厳しいが。
さて、今回の話は、ギャグ回だった。ゼロのマスクを、猫がかぶって逃げてしまったから、ルルーシュはもう、大慌て。「フォォァァアアッ!!?」ってそれ、頭脳派で冷静な主人公が取るべき言動じゃないし。オレンジとか、もう、このアニメにはネタキャラしか存在しないのか。アクション中心にする予定だったけれど、ネタ回の方が受けがいいから、急に方向転換したとかだったら、驚くんだが。
ピザを食べつつ言い訳をするC.C.が可愛すぎる。「私は触ってないぞ…うん」とか、止めろよと突っ込んだ人が多いはず。共犯者じゃないのかよ…。明らかに、ルルーシュを陥れようとしている。なんで、あれだけ堂々と動き回ってるC.C.にナナリーが気づかないんだろ。手を触っただけでスザクを特定したのにな。
カレンの「止めてよ…、私の初めての(kiss)」が、今回、もっとも、萌えた部分かも。シャーリーは、早くもどうでもいいキャラになってきた。ただ水着だけのキャラに。二人で猫を捕まえようとした時、「キスの権利は誰に使うの?」でうろたえるカレンがいいな。
屋根から落ちそうになるルルーシュにワロタ。もう完全に、どじっこだな。「あの二人…まさか」という眼鏡っ子の発言から、アレな方向を想像してしまって吹いた。
結局、スザクが打ち解けることができました、というご都合主義な展開だったけど、それまでの経緯に意表をつかれたので、面白かった。
あの眼鏡っ子は、そのうち、スザクのことをナイフとかで刺しそうだな。そんなフラグが立ったような気がしてならない。
すっかり、忘れていたけど、ジュレミアは、3階級格下げか、オレンジ畑を耕すかの選択が迫られたらしい。オレンジ畑で、もういいんじゃね?
ジュレミア「オレンジ畑も悪くない」
後の織田信長である。