ルルーシュの初敗北の回だった。
クロヴィスの時の自分の策略がうまくいったから、調子に乗って、コーネリアにギタンギタンにされてしまったルルーシュ君。どうなるんだろう、と思う間もなく、ルルーシュの敗北が目に見えていたから、負けた際、どうやってひくかが楽しみだったんだけど、C.C.が助けにくるとは思わなかったな。さすがのルルーシュもお手上げな状況だったから、C.C.は良い仕事をしたわけだが。
ギアスの力をもっと効率的に使ったら、コーネリアを殺せるんじゃないのか、と思ってしまう。凄い暗殺者なり、コーネリアの通じている人間なりに「暗殺せよ」というギアスをかけたら、わざわざ、ルルーシュが戦場に赴かなくても、コーネリアを倒せるのじゃないだろうか。そうしてしまうと、激しく、つまらなくなってしまうような気もするけども。しかし、コーネリアを殺したとしても、エリア11を解放することにはならないだろう。また新たな、皇位継承者がやってくるだけで、いたちごっことなってしまう。そういったことも考慮したら、コーネリア打倒よりも、もっと根本的に、ブリタニアを倒せる方法を考えた方が良さそうだ。次回予告で、自分の軍隊、とか、自分の国とかルルーシュは言ってたけど、これもどうかと思う。自分の軍隊を持つというのはいいけども、自分の国を持つのは危ないのじゃなかろうか。姿を隠して、遠方から代理人を通じて、軍を動かすなり、国を動かすなりしないと、命の危険が伴う危うい選択じゃなかろうか。それとも、一つところに軍なり、国なりを固めるのではなく、エリア11にいる全てのテロリストを指揮下に置き、いつでも動かせるようにする、ということなのだろうか。それはそれで、全てのテロリストを指揮下に、というところが難しそうだと思うけども。
シャーリーはどうしようもないほど先走る奴らしい。いきなりカレンと喧嘩のようになっていて笑った。ルルーシュはカレンには渡さないんだから!って感じか…。カレンにしてみたら、何言ってんのコイツ?という感じだよな。カレンにとっては、テロリストであることがバレルことの方が大切なんであって、恋する乙女に付き合っている暇はないよ、といったところなんだが。しかし、テロリストとしてのカレンより、恋する乙女としてのカレンが、そろそろ出てきてくれることを祈っている。
驕ったルルーシュ君がやっと負けてくれたから、これからの彼の成長が楽しみだったりする。次週からは、敗北→努力→勝利、というお決まりのパターンをどう盛り上げてくれるのかが楽しみだ。