ライトノベル・アニメ・フリーADV・フリーRPG等の感想を書いたり、撒き散らしたりする。基本的にネタバレで感想を書くのでご注意を。不定期更新です。
真琴の正体が明かされた回だった。
猫に好かれていたから、何か理由があるんだろうとは思っていたけれども、このオチは予想していなかった。原作未プレイだから、結構、衝撃を受けた。今後、真琴がいなくなるんだと思うと、「これが泣きゲーといわれる所以か…」などと、納得してしまう。
前回、森の影から除いていたキツネの描写は、これの伏線だったのか。これまで、草原みたいなところで暮らしていたような気がする、というのは、まさにその通りだったわけだ。猫たんを橋の上から落としてしまった際に、真琴が言っていた発言も、何となく、今回の話で納得できた。
新キャラみたいなのが、真琴の正体をばらしたわけだけど、彼女も何かワケありの様子。過去に、祐一と同じような体験でもしたのだろうか。それとも、いま、まさにしているとか。でも、思い出したくないとか言ってたような気がするし、過去のことなのだろう。
記憶と寿命を犠牲にしてまで祐一に会いたいというのは分かるが、いまの真琴は、その想いを持った真琴ではない。これからどんどんと衰弱していき、やがて死んでしまうらしいが、それは、寿命を犠牲にすることを決意していない真琴に降りかかる悲劇なのだ。
祐一がどうやって足掻くのか。足掻けば足掻くだけ、情が移り、別れが寂しくなると思うが、それでも、祐一がどうするかが、気になる。
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